サンバル発祥の地とも言われるTanjavurの料理を提供する、確かな実力の名店。お店はいつもタミル人のお客さんで賑わっています。他のお店では見たこともない料理もあったりするのですが、食べてみると全部安定しておいしい。シェフであるShankarさんはインド人には珍しく（笑）、グラム単位で計量したレシピを持っているそうです。もう少しで一周年を迎える当店ですが、、第二号店も計画中だとか...？
（文：カレー哲学）

マニアにもなじみの薄いディープな料理も出しつつ、非マニアも楽しめるメニュー構成やホスピタリティ、雰囲気。そしてインド人のお客さんもたくさん。これだけ“ガチ”なのに、広く支持を集めているのが、冷静にすごいなと。近年の、日本の南インド料理カルチャーの深まりと広がりを示す1店だと思います。
（文：田嶋章博）

2023年に創業した新しいお店ですが、共同オーナー兼ヘッドシェフを務めるシャンカーさんは、シリバラジ中目黒、シリバラジ神保町、スリマンガラム経堂店で長年中心的な役割を担ってきた日本のインド料理会の隠れた巨匠でもあります。満を持してオープンしたタンジャイミールスでは、故郷であるタンジャブールの料理を中心に、タミルナードゥ州各地の料理や、シャンカーさんオリジナル料理も食べられます。レシピ通り作る忠実さもインド人料理人の魅力の一つですが、異国の地で創作を極めていく生き方も素敵。
（文：福岡裕介）