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おしゃれなカフェのようでありながらコアなスパイスカレーを提供するお店。平日はプラオやミールスのようなものに加えてスパイスを唐揚げやオムライスなどの料理に活かした限定ランチを提供したり、夏は冷やしカレーやスパイスを使ったかき氷など、メニューの幅の広さが魅力。
(文:三吉)
インド周辺国料理と、アメリカンペイストリーを組み合わせた異色のカフェ。女性と外国人のお客様が集うおしゃれな人気カフェという顔を持ちながら、実験的な料理を月替わりに提供しています。例えば、インド料理×トルコ料理のスパイス鯖サンド。パコラを天ぷらと称したスパイスかき揚げ丼、冷製ラッサム茶漬け、スパイスを練り込んだ自家製パンに自家製麺のスパイスパスタなど、食材とスパイスを掛け算しつつ、マニア向けではなく万人受けするカフェの料理に落とし込んでいます。各国料理の経験と、女性料理人ならではの視点がきめ細やかに行き届いた新しい形のカレーを生み出しています。
(文:福岡裕介)
普段からミントスパイス焼きそばや、冷製ラッサム茶漬けなどスパイスと和食の融合を図る姿勢が素晴らしいのですが、その真価は月に一度の「スパイス寄席」というイベントで発揮されます。生の落語を聞きながらカレーを食べるというイベントですが、メニューが非常に挑戦的。たけのこのプラオ、初鰹アチャールなどなど江戸時代のレシピをインド料理にミックスさせるのです。レシピ開発は、からみちゃんが担当。面白いのにめちゃくちゃ繊細な着地をみせるスパイス料理には感動があります。イベント企画している女性オーナーも非常にユニークで、ファンが増えているお店です。
(文:タケナカリー)