AWARDS
メニューを一見するとインド料理以外にアジア各国の料理名が並ぶので、よくあるなんでもありな残念インド料理屋さんと思うかもしれないが、中身はとんでもないクオリティとオリジナリティーに富んだものばかり。モダンインディアの雄であると思う。バターチキンだってそこいらのお店とはビジュアルからして異なる。色々な意味で刺激をもらえる良いお店。
(文:ノリ)
見た目に関して言えば、今まで見てきたカレーの中で1番プレゼンテーションが美しかった。その見た目からは想像できないような味の奥深さと技術から、計り知れない努力とセンス感じ、それを讃えたい。
(文:さと2)
例えばフレンチならば、シェフが出身地の素朴な郷土料理のみを要求されることもなく、独創的なアレンジを加えることで褒められることはあれど「本格的ではない」としたり顔の客に怒られることなどないだろう。
そう考えると、アジア各国のシェフに対してまだまだ日本の人々は「見下している」店が多いのではないか。
こちらはベンガル出身、シンガポールの一流ホテルで修業したシェフによる、洗練されたモダンキュイジーヌ。
シェフのルーツを感じさせつつも完全オリジナル、独創的なアイデアで目と舌を満たしてくれます。
そしてこれが都心の特別な人々相手ではなく、千葉の地で愛されていることも革新的。このグローバル感覚は日本のカレー文化にとって大きな刺激となるでしょう。
(文:カレー細胞)