関西のカレーシーンにおいて、「音楽」と「カレー」という2つのカルチャーを繋ぎ合わせた初めてのお店。
10年に渡って続けてきた「美人咖喱カレンダー」など、味わいだけでなくカレーの持つ「食」という方向性以外の「サブカルチャー要素」を高めた功績は、多くのカレー店に多大な影響を与えたと言えます。
（文：TAK）

大阪のカレーカルチャーを語るにおいて欠かせない存在の最大級の功労者であり、黎明期から一早くカレーと音楽の親和性に着目して、自主イベント開催など積極的に感度の高い層にカレーという料理の持つポテンシャルを、今も変わらず広く伝えて来られています。
路地裏のカフェスタイルでインド式カレーをよりカジュアルに提供することで、カレーを身近に気軽に摂取する場を長きに渡り作り上げて来た功績ももっと正当に評価されるべきと思います。
（文：三嶋達也）