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『多彩なスパイス料理を、日本の新しい美味さに変換する鬼才。』
2015年秋から2016年頭にかけて浅草地下街での間借り営業を経て、今年11月待望の実店舗オープンを果たした超人気店「カルパシ」。
インド、スリランカ、ネパールなど、インド亜大陸各国の多様なスパイス料理を自在に操るその手腕には、数多くの熱狂的なファンがついています。
しかも世のマニアックな料理は、大多数のマニアでない人々に理解できないことが多いにも拘わらず、こちらの料理は例外。
インド亜大陸の料理を食べ慣れていない一般の方々のファンからの支持もアツいのが特長。
それには理由があって、シェフの黒澤氏は、インド亜大陸料理をマスターする一方で、日本のさまざまなカレー、大阪スパイスカレーから北海道スープカレーまでを把握、日本人が「美味いカレー」と感じるための「旨み」や「コク」を意図的にアップさせたチューニングを施しているんです。
年末には「ジャパニーズターリー」と称し、和食材や和の調味料をふんだんに用いた新しいインド料理(?)も開発。
マニアックなスパイス料理と日本人のカレーに対する味覚、この2つを高次元で融合させ新たな可能性を見せてくれるお店です。
(文:カレー細胞)