2021年12月に誕生した「TADKA2」は今の日本の南インド料理店でも最高峰のひとつではないでしょうか。シェフやオーナーだけでなくスタッフみんなでインド行脚、文化や空気感まで共有しつつ、京の町家を借景に多彩な料理を提供する。そのマニアックさでも日本随一ながら、まるで「地球の歩き方」のようにとっつきやすいメニューブックなど、一般層への配慮も抜群です。1号店とあわせて朝・昼・晩と営業。まさに圧倒的です。
（文：カレー細胞）

京都の南インド料理の名店。
料理（めちゃくちゃうまい）だけでなく、内装などのお店のあり方についてもインドの食文化を伝えるという思いを感じる。
2021年末に2号店がオープンし、ランチのミールスは定食屋的なTADKA1、ディナーではより専門的なアラカルトメニューを提供するレストラン的なTADKA2、と幅広い形で取り組んでいるのも素晴らしい。
（文：三吉）